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2021年6月30日水曜日

デジタル教科書世代

 
小学生は昨年度から、中学生は今年度から、新学習指導要領が施行されています。

中学生の教科書を見ましたが、QRコードから英語の音声を確認することができ、動画や補助教材なども収録されています。

学校でも、タブレットやChromebookが一人一台渡され、学校でそのオンライン機器を使い、学習をしているようです。

まだまだ、教科書を使い、黒板を使った授業が展開されているようですが、近い未来、デジタル教科書に完全移行するのでしょうね。


先日

文部科学省が2024年度からデジタル教科書を本格導入を目指す方針を示しました。

動画や音声で深い理解を促し、習熟度に合わせた活用で学習効果が期待されています。


デジタル教科書のメリットとしては

①画面上で書いたり消したりすることが簡単である。

②間違いを怖がらず積極的に自分の考えを表現することで、学びの可能性が広がる。

③習熟度別にそれぞれのレベルの問題に取り組むことが可能で、子どもがじっくり考える時間が増える。

④音声での読み上げや文字拡大の機能は、障害のある子どもたちへの支援になる。

⑤何より多くの教科書を入れたバッグを持つ負担が減る。


その反面

デジタル教科書のデメリットとしては

①視力が低下する。

②端末操作に不慣れな教員の負担が大きい。

③子どもが端末を遊びに使って学習時間が減る。

④動画や音声で多くの情報が入ってくるので、子どもが受け身になったり、多くの情報を処理できない。


どのようなものにもメリット、デメリットがあります。

デメリットが多いから、やはり紙の教科書が良いと言うのではなく、教科の特性を生かした選択ができるのが良いと考えます。

数学はやはり紙かな???


完全にデジタル教科書へ移行するんだと言うのであれば、デメリット面を限りなく0にした策を講じないといけません。

とりあえず、現行の評価制度にある子どもたちに「主体的に学習に取り組む態度」を身につけることが大切であると考えます。

まだまだ管理されないと学習できない子どもたちであれば、デジタル教科書のメリット面は十分に生かされないような気がします。


新しい時代の教育に敏感に、我々も頑張ります。



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