いよいよ入試本番まで残り2日!
受験生のみんな!本当によく頑張った!
もう少しだ!最後まで気を抜かず合格を勝ち取ろう!!
●面接試験について
前回面接点の重要さについて書きましたが、では「面接点をあげるにはどうしたら良いか」に触れていきます。
面接は、話すことが上手や生徒会長をやっていた、部活動で著しい結果を残したなどは点数化されません。話すのが苦手だから、点数が取れないなんてこともありません。面接は試験であり、点数化される項目をしっかり押さえて話すことが重要です。きちんと対策をすることは、学力検査と同様です。
実際面接で点数化される観点は、
①入学希望の理由
②中学校での教科等に対する学習意欲
③中学3年間での教科等以外の活動に対する意欲
この3点(面接シートに記入しています)は、全高校共通の観点になります。また、
④高校での教科・科目等に対する学習意欲
⑤高校での教科・科目等以外の活動に対する学習意欲
⑥学校・学科等の特色理解
⑦将来の展望
⑧面接の態度
⑨その他(高校によって観点を追加)
④~⑨は、各高校によって評価の対象にするかどうかが設定されています。
この①~⑨で点数化される観点については、きちんと話せるようにしないと面接点は上がりません。この「きちんと」というのがポイントです。
例えば④の項目で、
「数学を頑張ります」だけでは、意欲も何も伝わらないですね。少し加えて、
「苦手克服のため、数学を頑張ります」
一見良いように思えますが、苦手を克服したり得意な科目をさらに伸ばすことはだれでも思うことで、当たり前です。努力の結果、どうありたいのかという目標や展望を伝えないと、なぜ頑張るの?という意欲は伝わりません。
良い例として、
「〇〇高校は、少人数授業を導入しており、放課後自習室も充実しているので、そういったところを利用し、目標の大学進学を目指して、まずは苦手科目の数学を努力していきたいと思います。」
などと言えば、⑥の観点も同時に伝えられ、努力する理由もわかります。なので、点数化される観点のところは、「理由・経過・結果」を意識して対策してみてください。