全国模試から学べ！～目的（狙い）～

今週は、学力テスト（全国模試）週間。
当塾が扱っている模試には、必ず対策問題がセットで付いてくる。試験範囲は、当該学年までの復習がメイン。なお、中学生は志望校判定も行っている。
中２生までは、年３回しかない非常に重要なテストだと位置付けしている。

そういうテストなのだが、今回コロナウィルスの関係で間が空いたせいなのか、全体的に結果が芳しくない。というより、取るべきところを落としているという印象。
もちろん個人個人それぞれなのだが・・・

ということもあり、中３生にはすぐ英語・数学の解説授業を実施。個々人が間違えた問題も分析し、なぜ間違えたのか、も含めて説明した。
間違える要因は、
①忘れていた
②そもそもその単元の理解が足りなかった
③難問なため
さらに強いて挙げるなら、時間が足りないといったところだろうか。
ちなみにケアレスミスは、要因にならないと思っている。①・②がクリアできていれば見直しでどうとでもなる。ケアレスミスだから大丈夫と思われても困るし、伸びない。
そして、ほとんどの要因は①～③に集約されている。また、今回の中３数学の模試は③の難問になる部分はせいぜい２８点分。つまり基礎問題で７２点分は構成されている。が、７２点を超えた者はたったの１名。
とにかく要因をコンコンと話した。分かってくれたと思うが、実行に移せるかが重要。

ここで、表題の目的と目標。
模試を行う目的（狙い）は、力試しだけではない。間違える要因の①・②をクリアすることでもある。そのための対策問題でもある。そして、過去学んだことが現在・未来に繋がって、今の勉強の濃度を濃くしていく。英語・数学は特にこれが如実に表れる。テスト後も、というよりテスト後「が」重要だ！
自分に足らない部分が分かれば対策も練れるし、実行できる。
頑張ろう！！